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決め手は"同じ船に乗る"伴走力。木材流通のDXに挑むスタートアップが選んだバックオフィス支援

  • スタートアップ

森林が産業的にも環境的にも持続可能な状態を目指す、木材流通のスタートアップ、株式会社森未来。

今回は、最高管理責任者CAOの山北 絵美様にヒキトリを導入いただいた背景や、実際にヒキトリを活用してみての感想、今後の展望について詳しくお聞きしました。


採用担当者の不在という課題に直面。事業成長を止めないための選択とは

— まずは御社の事業内容を教えていただけますか?

山北さん:

「Sustinable Forest」をミッションに掲げ、木材の流通事業を展開しています。ビジネスモデルとしては商社に近いのですが、特徴的なのはエンドユーザーと仕入れ先にあります。

国内の木材市場は住宅向けが主流で、大量生産された北米産の木材が使われるBtoCビジネスがほとんどです。一方で私たちは、オフィスや商業施設内装といったBtoB領域に特化しています。クライアントは内装設計・ディスプレイ大手やデベロッパーなどが多く、価格よりもデザイン性やオリジナリティといった付加価値を重視されるため、1案件あたりの規模も大きくなる傾向があります。

仕入れ先は国産材や森林認証材にこだわり、大手の商社ではリーチしきれない国内の製材所などとも直接取引をしています。

また、木材業界はFAXや電話でのやり取りが今も主流で、DXが非常に遅れているという課題があります。私たちはそこにテクノロジーを導入し、AIを活用して瞬時に見積もりが取れるデータベースを構築するなど、業界全体の非効率を解消する取り組みも行っています。

「eTREE」というポータルサイトの運営もしています。弊社がこれまで手がけた納品事例や木の使い方などを掲載しており、設計士やデザイナーの方々が2,000人以上登録してくれています。サイトを見て気に入っていただけたら、そこから木材流通の商流に入って売上が発生するという流れです。
以前はメルカリのようなマッチングサイトを考えていた時期もあったのですが、木材は専門性が高く、どう使えばいいかわからないという方が多いため、今のメディアからの流入に専門家が応える形にピボットしました。

— 山北さんご自身は、その中でどのような役割を担われているのですか?

山北さん:

私は2025年3月からジョインし、管理部門の責任者を務めています。具体的には、財務を中心に、人事・総務・労務などを担当者と一緒に見ています。

私が入社するまでは、バックオフィス業務を主に一人のメンバーで担当していました。、今後の資金調達など、会社の成長フェーズを見据えて体制を強化する必要があり、私がその役割を担うことになりました。契約書の調整や登記関連の手続きなどを手始めに、銀行や投資家とのリレーション構築など、これまで手が回っていなかった部分を整備していくのが主なミッションです。

— ヒキトリにご相談いただいたのは、どのような経緯だったのでしょうか。

山北さん:

採用担当をしていたメンバーが産休に入ることが直接のきっかけです。中長期的に人事領域をどうしていくか考える必要があり、まずは外部の専門家の力を借りることを決めました。

「同じ船に乗ってくれるパートナーだと思えた」 専門性と伴走力が決め手に

― 数あるサービスの中でヒキトリを選ばれた決め手は何だったのでしょうか。

山北さん:

最終的な決め手は3つあります。

1つ目は、契約の柔軟性です。ベンチャーは状況の変化が激しいので、1ヶ月単位で契約を見直せるという点は非常に魅力的でした。

2つ目は、信頼です。代表の浅野が、ヒキトリ代表の高城さんのことを以前から知っており、信頼していたことも大きな後押しになりました。

3つ目は、同じ目線で相談できる安心感です。実際に担当コンサルタントの方とお話しする中で、専門家の先生に聞くべきか迷うような些細なことでも、ベンチャーの目線で「実際どうでしょう?」と気軽に相談できると感じました。専門家でありながら、同じ船に乗ってくれるパートナーだと思えたのが決め手です。

― ヒキトリにはどのような依頼をされていますか。

山北さん:

最初は、採用担当者の不在に対応するため、採用フローの整備からお願いしました。
カジュアル面談に同席いただいたり、これまで属人化していたフローを整理してマニュアル化していただいたり。おかげで、採用活動が停滞することなく、誰でも対応できる基盤ができました。また、壁打ちいただいた結果として大手の人材エージェントとも契約し、採用チャネルを拡大することもできました。

採用業務が一段落した後は、人事制度の構築に移行しました。
具体的には、弊社の人事制度の構築について、ベンチャーでの人事に精通したコンサルタントの方にサポートいただき、無事に2026年より導入することができました。

現在は、今後のさらなる組織拡大を見据えて、採用計画の実行やフレックスタイム制の導入といった、より戦略的なテーマにも一緒に取り組んでいただいています。

― 実際に導入してみて、いかがでしたか?

山北さん:

正社員でも業務委託でもなく、企業が提供している支援サービスという形が、私たちのようなベンチャーにとって非常にメリットが大きいと感じています。
業績がまだ安定していない中で特にバックオフィスの正社員を採用するのはハードルが高いですし、ライフイベントなど突発的な事態に対応するために人を増やすのも難しい。そうした状況で、必要な時に必要な分だけヒキトリのコンサルタントの力を借りられるのは、本当にありがたいです。

また、正社員だとオンボーディングに1ヶ月かかってしまうこともありますが、ヒキトリにお願いすれば、すぐに業務に入っていただけるので、タイムラグなく課題解決を進められる点も非常に助かりました。

会社のフェーズに合わせて、採用から労務へと、お願いする業務内容をスムーズに移行できたのも、領域特化せず柔軟に対応いただけるヒキトリさんならではの価値だと感じています。

事業と組織のこれから。ヒキトリと共に描く未来

― ヒキトリをどういった企業におすすめしたいですか?

まずは、人事労務の課題を抱えているけれど、専任者を置くほどではない、というフェーズのスタートアップには間違いなくおすすめです。

また、バックオフィス系の壁打ちをする際に、ネットワークがなくて誰に相談していいかわからないという企業は多いと思います。ヒキトリさんはスタートアップ界隈に強い人材が揃われているので、自社の課題に最適なコンサルタントをアサインしてもらえるという点でも、安心して相談できるのではないでしょうか。

― 今後の事業や組織の展望についてお聞かせください。

山北さん:

これまで培ってきた国内の木材流通における課題解決のノウハウを、将来的には海外展開にも活かしていきたいと考えています。グローバルな人材採用も視野に入れており、多様なバックグラウンドを持つメンバーと共に、さらに事業を拡大していく予定です。

― 最後に、ヒキトリへの期待をお聞かせください。

山北さん:

まずは、現在進行形でご支援いただいているフレックスタイム制の導入や採用計画の実行ですね。これらは組織の根幹に関わる重要なプロジェクトなので、ぜひプロの視点から力強く推進していただきたいです。

また、中長期的には、ヒキトリさん自身が持つ「スタートアップのバックオフィス課題解決」という独自の価値を、さらに磨き上げ、発信していってほしいと期待しています。多くのスタートアップが同じような課題で悩んでいる中で、ヒキトリさんのノウハウや成功事例が体系化されれば、業界全体の底上げにつながるはずです。私たちもその一助となれるよう、今後も様々な場面で連携させていただけたら嬉しいです。


スタートアップにとって大きな組織課題に対し、ヒキトリの活用という柔軟な選択で乗り越えた森未来様。事業フェーズに合わせてバックオフィス業務をアウトソースすることで、成長を止めることなく組織基盤の強化を実現されています。木材流通というレガシーな業界に革新をもたらす同社の、さらなる飛躍に期待が高まります。

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